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古民家移築再生・古材使用の例をご覧いただくために、島村葭商店事務所・ショールームをご見学頂けます。
造 作 材
種類:杉、赤松、桧、栗、欅、栃、桜など

室内表面に見える仕上げ部分の総称で、化粧材とも呼ばれます。
構造には直接関係しない鴨居・敷居・長押・天井・床の間・階段・棚などがあり
人の目に触れるところに使われるため、構造材より上質な素材を用いて室内装飾として仕上げられていました。
趣のある木材を使用したり、特に柾目・板目の挽き方による木目の違いや、
節、班など自然の生み出す表情を楽しみます。
床の間の部材としてそのまま再利用される方が多く、
その他には洗練された木目を生かして骨董のように見立てて室内装飾などに用いられます。
造作材の種類
長押
鴨居の上に取り付け柱から柱へ渡して壁に取り付ける横木で本来は封建制度のもと上級層の住宅に構造材として用いられていました。中世以降は、庶民の住宅でも装飾材として用いられるようになった部材です。
式台
玄関先に設けた上がり框より一段低い板敷きのことで、松や欅の中杢や一枚板などがよく用いられます。
床柱
和室全体の調和も床柱で決まるので、材質や木目などにこだわったものが用いられます。格式高い床の間には、桧の正角大面取り(角面)の床柱を用いますが古材の栗の柱や母屋桁、変木、合掌丸太、煤竹などを床柱に代用される事も有ります。
床の間地板
床の間の床部分に張る板のことをいいます。主人のいる上段に掛け軸や置物などの座敷飾りを置き、主人の権威を表す部分でもありました。床より一段高く立派な杢目が散在した一枚板を敷いており、再利用する際にも室内の見せ場に用いられることが多い素材です。