2020/03/01
移築用古民家解体工事①建具、釘隠し、欄間など取り外し
長浜市の古民家の移築用解体工事がいよいよ始まりました。
屋根や壁の解体に入る前に、まずは移築再生後に再び使うための建具や欄間などを綺麗に取り外します。
取り外した建具は、再び使われるまで大切に保管します。
欄間は、嵌め込みのものと釘で打ち込んであるものがあり、打ち込みのものは綺麗に取るのが大変です。
木枠が細いため、慎重に釘を抜き、取り外します。
釘隠しも取り外し、保管しておきます。
3月11日からいよいよ葦葺き屋根の葦を下ろす作業を始める予定です。
移築用古民家の工事は、通常の解体工事とは違い、後に再生するためにすべて手作業で解体されます。
日本の住文化を次世代に残すため、国内外問わず多くの方にその価値を伝えるため、手間と時間と技術をかけて、移築再生プロジェクトは進められます。
移築用古民家の解体は3月中進められますが、少しでも多くの方にこういった取り組みを知っていただくため、ご見学を希望される方を当店スタッフがご案内いたします。
詳しくは、下記アドレスへご連絡いただけますと幸いです。
info@sm-kozai.jp
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