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現場レポート
2022/07/11

箱階段、囲炉裏などの製材

引き続き鎌倉の現場へ納品する古材で齷齪しております。

こちらへは板材のみでなく様々な造作材、古建具なども納品しています。

箱階段も古材を材料として作成されるのですが、

欅の鴨居を製材し、その材料を作っています。

箱階段の作成をお願いしている作家さんと打ち合わせを重ね、

必要な材料をこちらで提供します。

箱階段の踏み板になる欅板材。

同時に囲炉裏の框に使う材も製材しています。

細く挽いた材は箱階段の廻り縁など細かな部分に使われます。

製材してできた材を木取りします。

総欅の大きな箱階段を作るため、材料も沢山のパーツが必要になります。

割れや白太を外し、綺麗なパーツが取れるようにチョークで印をしていきます。

木取りした材を作家さんの工房に納品しました。

 

囲炉裏用に挽いた材は並べてみてイメージを掴みます。

設計士さんの意向により、今回は古材の経年変化した色を損なわないよう

表面をさっと磨いて味わいを残します。

 

こうした古材が現場でどのように活かされるのか楽しみでなりません。