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現場レポート
2023/03/21

古材茶室にてお茶会

先日は滋賀県内の立礼茶室にて、お茶会にお招きいただきました。

お茶を点ててくださったのは茶人の中山福太朗様。

こちらのお茶室の設計にも携わられました。

ひとつひとつの動きが、どこを撮っても美しいです。

こちらのお茶室は御施主様の意向により、長年過ごされた古民家を解体する際に、

材の一部を思い出として残してその材料を使い建てられたものです。

当店も製材や古色合わせなどで微力ながら関わらせていただきました。

施工は数寄屋建築の工務店、木村全伸工務店様。

古材を新築のお茶室に見事に組み込んでいらっしゃいます。

天井板にも古民家にて長年磨かれてきた深い艶があります。

床の間のしつらえと障子から入る自然光の神秘的な柔らかさ。

煤竹は古民家の階段の手摺に使用されていたものだそうです。

隅々まで丁寧に作り込まれた美しいお茶室に感動し、

贅沢な時間を過ごさせていただきました。

2022/11/17

移築用古民家解体

秋晴れの続く10月下旬から、長浜市の葭葺き古民家を一棟解体しました。

艶々に磨かれた欅の梁が入った古民家です。

梁が比較的低い位置にあり、天井が高かったため、

昔は毎日梁を磨いていたのだろうと思われる美しい梁組みです。

伝統的な伊香型古民家で、十字梁の長い方は4間分通っていました。

 

合掌の中や天井裏に使われている煤竹を取り外しています。

煤だらけになるのでカッパを着て作業中。

回収時はこのようでも、磨くと美しく光ます。

回収した煤竹は束にして持ち帰ります。

こちらは合掌から取り出した合掌丸太や屋中です。

 

屋根や壁や建具が取り払われ、小屋組のみになった古民家。

天井の板も回収したので梁の上に青空が見えます。

一本ずつ、掛矢やバールを使って仕口を外した部材を

レッカーで吊り上げて運びます。

 

外した部材を並べています。

4間分あるメインの十字梁は、居間の上にあった部分が艶々に磨かれており、

煤のついた部分との違いがよくわかります。

こちらの古民家は面白い部材が沢山使われており、こちらの欅の

柱や梁は、蛤手斧の跡が美しく残っていました。

写真では少し分かりづらいですが、亀の甲羅のように波打つ木肌が素晴らしいです。

束には栗材が使われており、これも湖北の古民家では珍しいです。

ほぞに昔の番付が残っており、この家の歴史を感じさせます。

 

2022/04/19

民家サミット2022出店のお知らせ

来たる4月23日、24日に、京都の奥座敷・花背にて開催される

「民家サミット2022」に出店させていただきます。

 

このイベントは古民家や田舎暮らし、持続可能なライフスタイルに関する

生業を営んでいるお店が全国から出店され、さらに民家ツアーや講演会も

楽しめるというもので、当店も大変楽しみにしています。

 

当日は古民具の販売から古民家移築再生のご説明まで、

当店の代表とスタッフ4名でご来場者様と交流させていただきます。

 

ご興味がおありの方は、下記HPをご参照ください。

https://kominkajapan.org/japanese

みなさまと会場でお会いできますことを楽しみにしております。

 

 

2022/01/25

2022年の仕事始め

大雪のため長めの年末年始のお休みをいただいておりましたが、

1月も終わりに近づき2022年の仕事も徐々に軌道に乗ってきました。

 

本日はD&DEPARTMENT様のご依頼で愛知県へ足場板の納品に行ってきました。

こちらの建物に納品。

作家さんが制作しながら寝泊まりできるレジデンスのような場所にされるそうです。

足場板を磨いて接ぎ加工したものをおよそ30枚納品。

本棚の棚板として導入される予定です。

納品風景。

現場で長さをカットする際、接ぎ加工のビスケットを避けていただくため

ビスケットの位置を養生テープで記しています。

 

また、明日は京都の立ち飲み屋さんの2号店の打ち合わせに

御施主様と設計士さんがいらっしゃる予定です。

本日はその準備にも勤しんでいました。

ご依頼をいただいているのは、水屋箪笥や火鉢、欅の柱に松の梁などです。

ご紹介できそうな水屋箪笥を4点ほど準備しています。

ご依頼の寸法の欅の柱と松の梁を3点ずつ用意し、選んでいただけるようにしています。

 

また、昨年古材を納品させていただいた長浜黒壁の店舗「湖のスコーレ」様にお邪魔してきました。

店内には滋賀産の発酵食品と、全国から選りすぐられた質の高い雑貨たちが並んでいます。

店名の「スコーレ」は、school(学校)の語源となったギリシャ語だそうで、

「昔の木造の学校のようなイメージで」と設計士さんから伺っていたとおり、

洗練されつつもどこか懐かしく親しみやすい学校のような空間になっていました。

こちらの商品棚の棚板は杉の古材をうずくりにしたものです。

欅の腰板も雑貨の背景として上手く馴染んでいます。

カフェ空間に敷き詰められた古材赤松のフローリング。

全て長浜の古民家から出てきた古材を加工して再利用しています。

とても素敵なお店に古材を使っていただき、改めて光栄に思いました。

 

 

 

 

 

 

 

2021/04/09

島村葭商店・喫茶古良慕ご紹介動画

当店をご紹介いただいた動画がyoutubeにアップされています。

外国の方にもわかりやすくご覧いただけるよう、英語の字幕もつけてくださっています。

第1回目は喫茶と古道具、古建具の部門です。

第2回は古民家移築再生について取材していただいたものがアップされる予定です。

とてもわかりやすく、楽しい動画に編集していただいたので、是非ご覧になってください。