2025/09/20
床板の古色と移築解体
大阪のレストランの改修のご相談をいただいております。
当店の床板や箪笥などを多数使用していただくのですが、
床板はお施主様のご希望で暗めの色に仕上げたいとのこと。
この日は大阪から足を運んでいただき、お施主様自ら床板7坪分に古色を施されました。
当店スタッフがお施主様の好みの色合いに古色を調合し、
塗り方の参考をお見せしてから実際に塗っていただきます。
自ら着色した床板が店舗に入ると、愛着も一入になることと思われます。
完成が楽しみです。
また、長浜市の隠れ里とも言えるような山深い集落で、移築用古民家の解体が始まりました。
こちらの古民家は代々山を所有してきた家系で、良い木材を選抜して使用されていました。
また、家への愛着を深く持たれていたようで、住まわれなくなってからも
不具合があれば修理し、こまめに風を通していらっしゃったので、
大変綺麗に部材が残っていました。
いよいよ来週から職人さんが手解体に入られます。
思いの詰まった古民家が綺麗に解体されていく様は、何度見ても感動します。