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2020/04/21

移築用古民家解体工事⑤番付打ち

古民家が軸組みのみの状態になると、すべての材に番付を打っていきます。

番付とは、どの材をどこに使うかがわかるようにするために

建築図面の縦と横の列を「通り」と呼び、文字や数字で記を付けていくことです。

設計士さんと図面を見ながら、どの材にどの番付を打つかを確認している様子。

束に番付を書くためのコマ札を打っている様子。

一つ一つの材に番付を打っていきます。

普通、木造建築の番付は「いの一」「ろの二」のように、「いろは歌」と数字で記しますが、

今回は移築先がアメリカのため、「A-1」「B-2」のように、アルファベットと数字で記しています。

叉首にも番付を打ちます。

こうすることにより、全ての材を解体しても、再び組み直すことが可能になります。

この後、いよいよ軸組みの解体作業に入ります。

民家の構造を支えるメインの十字梁を外す光景は、圧巻です。

是非ご覧ください。

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