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現場レポート
2020/03/01

移築用古民家解体工事①建具、釘隠し、欄間など取り外し

長浜市の古民家の移築用解体工事がいよいよ始まりました。

屋根や壁の解体に入る前に、まずは移築再生後に再び使うための建具や欄間などを綺麗に取り外します。

取り外した建具は、再び使われるまで大切に保管します。

 

 

欄間は、嵌め込みのものと釘で打ち込んであるものがあり、打ち込みのものは綺麗に取るのが大変です。

木枠が細いため、慎重に釘を抜き、取り外します。

 

釘隠しも取り外し、保管しておきます。

 

 

3月11日からいよいよ葦葺き屋根の葦を下ろす作業を始める予定です。

 

移築用古民家の工事は、通常の解体工事とは違い、後に再生するためにすべて手作業で解体されます。

 

日本の住文化を次世代に残すため、国内外問わず多くの方にその価値を伝えるため、手間と時間と技術をかけて、移築再生プロジェクトは進められます。

 

移築用古民家の解体は3月中進められますが、少しでも多くの方にこういった取り組みを知っていただくため、ご見学を希望される方を当店スタッフがご案内いたします。

詳しくは、下記アドレスへご連絡いただけますと幸いです。

info@sm-kozai.jp

 

 

 

2020/02/27

移築用古民家解体清祓い

昨年11月頃から進めていた古民家移築再生のプロジェクトが

漸く着工となりました。

長浜の歴史ある葭葺きの古民家が、海を渡り、

ボストンでイベント施設として生まれ変わります。

移築再生はまず、古民家を解体する前のお祓いから始まります。

 

地元の神主さんに解体清祓いを依頼し、

長年この家で暮らしてこられたお家の方はもとより、

新たな地で再生させる御施主様、工事に関わる各団体の代表者も参列します。

 

清祓いの儀で建物全体を清める神主さんの様子。

玉串奉奠で参列者が玉串をお供えする様子。

 

井戸も丁寧にお祓いしていただき、お祓いが終了して初めて解体工事に着手できます。

 

解体前の家の中の様子。

どの様に生まれ変わるのかが楽しみです。

 

 

2020/02/09

石川の蕎麦屋さん、鹿児島のうどん店へ納品

飲食店に古材を納品することの多い当店ですが、特に多いのが

お蕎麦屋さんやうどん屋さんなど、和風のお料理をメインとするお店です。

 

今回は石川と鹿児島で新規開店されるお店へ、玄関上がり框、玄関靴箱、

店内テーブル、店内建具などを納品させていただきました。

 

玄関靴箱として使用される予定の水屋箪笥。

建て付けを直し、引き手を取り付け、傷んでいた中板を修理して、発送します。

 

 

店内テーブルには欅の板材を使用されます。

今回は厚み40mmの板材を作るため、長浜の築250年の古民家に使われていた欅の柱を製材します。

白太が無く、ほぼ赤身のみの貴重な欅の柱。

製材所で厚み40mmに仕上げます。

杢目が美しい板材が出来上がります。

 

ご注文の寸法に合わせて、一枚一枚木取りします。

 

今回は剥ぎ加工など無しの、板材のみの納品のため、このまま梱包して発送です。

 

腰板付き葭戸は、障子とはめ替えが可能なタイプ。

こちらも丁寧に梱包して発送します。

 

 

 

 

2020/01/17

飲食店、温泉宿への納品

おかげさまで昨年末から沢山の受注をいただいており、年始から島村葭商店は忙しなく仕事に打ち込んでおります。

今回は、飲食店や温泉宿に導入していただく柱や梁など30点ほどの納品です。

 

温泉にお使いいただく古材は全て磨きをかけた後に、ご希望の色に古色仕上げをします。

自然由来の塗料を島村葭商店独自で開発した配合で混ぜ合わせ、長年囲炉裏で燻され続けたような深い古色を再現しています。

 

磨きのみの梁と、古色仕上げをした梁

 

今回、梁は通しで5m超のものの受注が多く、太さなども指定のものを探すとなると中々難しいところでしたが、何とか在庫で賄うことが出来ました。

5700mmの赤松曲がり梁(逆光ですが……)

古色仕上げしたささら

 

間近に迫る納品日までに、製材や仕上げに追われています。

 

この他、古民家移築再生や、解体する民家の一部を使ってお茶室を建てるなど、様々なプロジェクトのご依頼をいただいております。

 

古材の導入から古民家の移築再生、古材を使った家具のオーダーまで、古材・古民家のことは島村葭商店へご相談ください。

 

 

 

2019/12/27

欅の梁など入荷しました

築250年以上経つ古民家から、欅の柱、鴨居などを沢山入荷しました。

特に欅が梁に使われていることは珍しく、重量も他の材種に比べて重いため、運搬が非常に困難でした。

 

ユニックで欅の鴨居を釣り上げている様子。

 

入荷した欅材の一部。

 

製材し、建物に導入することで、生まれ変わります。

 

250年経った古材を、更に何十年、何百年と、次の時代に使っていくことが、島村葭商店の仕事です。